自分で選んだら、すすきのでもう笑いが止まらなかった話
私の中では「接待祭り」と名付けている年に一度の会社イベント。東京、大阪、沖縄の社員全員が集まる会議があります。
今年は北海道へ行ってきました。
3度目の今年、もうね、まじで憂鬱よ。接待祭りだからさ。身を削られていく感じがしんどいし、夜寝られないし(枕営業とちがうからね。飲みに連れ回されてよ)、酔っ払ってくると「この中で結婚したいのは誰?」「お父さんにしたいのは誰?」って、もうまじでセクハラもパワハラも酔えば無視されると思ってんのかな!!!!
ということで、北海道なのに楽しみじゃない…はずだったんだけど、3年目だから諦めたんじゃなくて、3年目だから勇気を出して状況を変えてみたのだ。そしたら簡単に言って最高に楽しかった!!!のでした。断る勇気を持ったら、いとも簡単に状況は変わったのでした。
「観光したいので、今年は行けません」と断った二次会。もう、心臓バクバク。付き合いが悪いからって、義務じゃない。悪いことじゃないのに、ものすごく心臓バクバク。
隠れるように、コソコソとすり抜けて、行きたいところへ行ってみた!!!
ミルク村というところ。
少しの脱獄囚気分と、意思を貫けた清々しさと、いろんなフレーバーのリキュールをかけて
ソフトクリームを嗜む遊びでテンションがどんどん上がり、「このイベントってこんなに楽しかったっけー!!」とテンションがただの酔っ払い。
もちろんね、1年に1回の行事で精一杯接待するのも1つの選択だとは思う。でもさ!!!3年目、気に入ってもらってるのはありがたいけど、1年目、2年目の子が誘われてない中私たちが(同期)永遠行くのも気まずいものがある。
キャバ嬢じゃないからさ!!!(一番大事なところ、ここ)
だがしかし、突如なり始めた携帯電話。
3人で顔を見合わせて
ごめん、無視
また違う人から電話…
事情を聞いてから出る。
別の上司たちにお呼ばれ~~~。
いやぁ我々かわいがられているな!(私はただの便乗だけど)
「何食べたい?なんでもいいよ」という言葉にお寿司一択でリクエスト。「行こう!行こう!高いもん食べに行こう!」
私たちもなかなかに悪いぞ。最初逃げたところの飲み会だって、絶対にいいものは食べれるんだもん。でも、人を選んだ。いや~~~悪いね!なかなか。
でも、楽しいほうを選んだっていいじゃないか。すすきのの夜、楽しんだっていいじゃないか。
いいもの。イッカンで500円ちかくするお寿司をどんどん頼んでくれてしまうわけ。ひょえっ、自分のお財布じゃありえない。
酔っぱらってきて、それこそセクハラなんだけどさ、たとえおっさんでも「かわいい」と言われたらにやけてしまうわな。とあるおっさんAが私にかわいい!というと、周りが「それはアウトだろ!」とかいうんだけど、「違うじゃん、道ですれ違ってもあの子かわいいなってなるかわいさだもん」と。なんか、OKとかOUTとかラインが引きずらいけど、夜中のテンションではうれしかったぞ。
ただ、遠くない未来で私はこの会社を辞めようと思っているから、もし一年後には会社を去っていたら…このおっさんたちと飲むのも最後だったということになる。この会社を支えている上司の方たちだったわけで、なんだか申し訳なさとさみしさと、俗にいう情というやつですね。人並みにありました。さみしいなって。
と、まぁ総括して、楽しい夜を過ごせてしまいました。眠たくなったから帰る、という意思もしっかりと主張でき、翌朝もしっかりホテルのバイキングを楽しむことができました。
こんっなに楽しかったのは3度目の正直とでも言いましょうか。あーーー、成長。
体力的にも問題なかったので、愛してやまないしろくまに会いに円山動物園へ行きました。浮かれガールズでパシャリ。
例えば、私に出世欲とかがあれば接待祭りでも人の目気にせず頑張れたんだと思う。でも、この会社で出世する気は0だということを上司にも素直に伝えている段階で、それでも上司の期限を損ねぬようにとお酌しているのも続けられなかったわけですね。
賛否両論あるかと思いますが、今回はゆとりモンスターここに現る。自分の意思をもって、好きなように楽しんでみました。これで会社の居心地悪くなったら、それは会社がとても悪いと思います!今後の会社の空気、だいぶ見ものです。
ではまた。
おわり