ちょっと覚えておきたいそんなこと。

Twitterじゃどんどん流れるし、Instagramほど映えるものでもないし、Facebookに投稿するには些細なこと過ぎるような行き場のないちょっと面白かったことを書きます。

浮かれた言葉「なにしてたの」

 

 

 

7月上旬、足の甲を怪我した。骨折ではなかったものの、松葉杖を必要とする怪我で、痛いことはもちろんだけどバスケから離れる恐怖で泣きそうになった。実際は、痛すぎてアドレナリンでまくっていたのだろう、爆笑していた気持ち悪いことに。

 

 

10月、まだ違和感はあるものの、前に走る分には(バイクの如く)大丈夫という判断をしてサークルへ戻った。もう、季節が一つ変わっていたよネ。

 

f:id:shirokuma-yu:20181031003410j:image

 

ホイッスルを銃のようにして「ビッ」とこちらに向け、一言「なにしてたの」。3か月ぶり(それ以上かもしれない)に会うサークルのメンバの内の一人に声をかけられた。

 

「なにしてたの」

 

なんてことない一言だし、なにしてたの?という問いに対して怪我をしていたという会話は成立するのだけれど、私にとってこの一言はもっともっと重みがあった。そもそもこの僕と私の関係が中二病のような壁を挟んでいたために余計。この話はそのうちに。笑

 

f:id:shirokuma-yu:20181031003430j:image

 

バスケしないでなにしてたの、と。もともと良くしゃべる同士ではなかったのだけれど、いること・いないことを知ってくれていて、私が体育館に戻ったらすぐに気づいて声をかけてくれた。

 

怪我している間も心配してくれていた子もいて、それもとっても嬉しかった。その子たちを差し置いてこの記事を書くためらいもあるほどに。

 

 

この言葉が嬉しかった理由、怪我から明けて「ただいま!!!!」と言えるチームがあって、体育館があることを実感できたから。ここにきていないことが異変(…という程ではないかもしれないけど)という存在でいられたこと。

 

 

新しいバッシュに履き替えて、ドリブルの感覚は悪くない。シュートの感覚はひどいもんだけど、ボールをゴールに向かって放るという感覚が幸せだ。

 

f:id:shirokuma-yu:20181031003008j:image

 

 ダムダムっていうドリブルの音、キュキュっていうバッシュとフロアが擦れるスキーる音、ダダダダダダと全員が一気に走る音、シュートが外れてボールがリングにガゴーンという音、「ナイシュー!ナイディ!」という応援のようなガヤの声、好きな空間のど真ん中にいる気分だった。

 

2年前はバスケがしたいなーと思うだけで、バスケが出来る場所すらなかったというのに「久しぶり!」と言えるサークルがいまはあって、朝の9時から半袖半ズボン、すっぴんで体育館へ入っていく今。※眉毛はエチケットなのであります

 朝の9時からよくもまぁこんなに集まるよね。うん、足を運んでいる自分が言うのも変な話ですが。

 

「来週のバスケ終わった後予定ある?なければ遊びにこない?」

朝9時からのバスケに来る前提の会話。社会人にもなって休みの朝からバスケをしてる人たちとの会話がなんだかくすぐったいのだ。

そして、バスケが終わってからそのままバスケットボールを片手に家に突撃。3回戦まで続くお鍋を永遠の食べ盛りのみんなとつつきながら、テレビで流れる歌ウマ選手権をみて、スラムダンクのアニメでEDテーマだったの流れたら「これ翔陽戦のやつだよね!」なんて気持ち悪い話をしたり。

 

f:id:shirokuma-yu:20181031003242j:image

 

 

 

マリオパーティを本気でやって、ピザを食べながら「バスケやったから高カロリーでも罪悪感ないね♡」なんて気づいたら23時で、家に帰って寝る時に脳裏を過る言葉が「土曜日、生きた…」なんていう充実感。

 

f:id:shirokuma-yu:20181031003325j:image

 

毎週毎週こんなに満たされていたらきっと疲れてしまうな。なんていいつつ、怪我をして、お昼過ぎまで寝てるような3か月間はやっぱりつまらなかった!!!

 

 

黒子のバスケ、シーズン3を見始めました。イメトレ…するにはオーバーな描写だけど、バスケをしたくなる分には十分。もうね、目から光線でちゃってるからね。

 

f:id:shirokuma-yu:20181031003349p:image

 

今年の冬は、ウィンターカップを見に行きたい。見に行けそう。見に行こう。見に行く。

 

 

おしまい