ちょっと覚えておきたいそんなこと。

Twitterじゃどんどん流れるし、Instagramほど映えるものでもないし、Facebookに投稿するには些細なこと過ぎるような行き場のないちょっと面白かったことを書きます。

金曜夜に新社会人と飲んできた

 

 

 

「まぁ言ってしまえば結局はナンパなんすけどね!」と、隣でカルピスサワーを飲む僕が言う。「まぁそうだよね」と私は笑う。

 

この春新社会人として"こちら側"に来た僕は、私のいまの職場から電車で15分のところが勤務地となり、金曜日の夜さっそく飲みに行った。私が就活する前に出会った子が、新社会人となった。時の流れを感じるきっかけは日々のいたるところに落ちているけれど、これは特にわかりやすい月日の流れだ。

 

「でもすごくないっすか!?あの時声かけて、LINE交換して、いまこうやっていまだに飲んでるんですよ!あの時ゆっかさんだって学生だったっすよね」

「はじめて会った時、就活前最後の遊びって言い聞かせてたからよく覚えてる。Hルくんは大学入学したばっかだったのにね」

 

 

前回あった時は就職活動が終わった時だった、そういえばもう一個前にあった時は就活相談だった。毎度会うたびステップアップしてくるHルくんがキラキラ(もはやギラギラ)していることがうらやましくてどこか遠い存在にもなっていくようだ。今日くれた名刺は「売れる」名刺。ネームバリュー最高クラスなところに強烈な個性を披露したようで、はたから見ればサクッと入社したように思える。就活アドバイスなんてものをしていたのが恥ずかしくなる、そんな感覚。

 

どんな大手に入ろうとそれでもHルくんの態度は変わらないし、いい子だし、私に喋らせることも上手だ。そして、私の相談にもしっかり答えてくれる。「それは間違っている」と言われることがいつもあって、「はい、確かに私が間違っていました」と反省するシーンが必ずある。論破されている気持ちにもなるけど、正しいと思わせるだけの言葉を並べてくる。だからとても勉強になるし、今日は何を話そうかななんて思いながら待ち合わせに向かっている節も否めない。

 

ちなみに私たちはいつもノンアルコールでコーラを飲んでいたが、今回に限っては「社会人になって歳上の人と飲むってことしたいんで飲みます」とかなんとかいって、私もなぜかそれに付き合わされてアルコールを飲んだが早々に押し付け合いが始まった。飲めないもの同士飲むことはしたことがなかったから少し新鮮な感覚だった。

 

 

「アルコール入ると耳が遠くなるんすよ」

「え、なんて?」

「飲むと、耳が聞こえなくなる」

「ああ、わかる」

 

 

3つ離れた年齢の為かぎりぎり崩れないくだけた敬語で、いつも「ごはん行きましょー」と声をかけてくれる。うん、かわいい。そして、「いつも俺が声かけてるからたまにはゆっかさんからこれかけてくださいよー」と言われ、ギクリとする。その通りだから。「次は私が声かける」といったのは、前回の私の言葉だった。言い訳すれば、声をかけようと思ってたけど、声をかける前に声をかけてくれた。

 

声を掛けられるまで誘いをまってるっていうのもおかしいし、かといっていつも私が声かけてるから声かけないという駆け引きもおかしな話だ。でも私は、"いつも私が声かけることに疲れた"ことが幾度となくある。それで、声をかけるのやめたら疎遠にり、疎遠になったことをその程度だったんだ、とあきらめることしかできなかった。

でも、こうやって声をかけ続けてくれる子もいるわけで、声をかけてくれることに応えたいなと思う。次こそは、私が声をかると言ったら「目標決めましょう、2か月以内ね。2か月以内ってことは1か月後でも全然いいんですからね」と。

 

まぁ言ってしまえばナンパなんすけどね

ナンパはちゃらいイメージがあるけども、実際にちゃらんぽらんな子なのだけども、あの時声をかけてくれなかったら、私も私で拒絶してたらと思うと、今がなかったのだからすやっぱりすごい。ナンパひとつも侮れない、出会いというものは。

 

だがしかし、この「ナンパ」を「ナンパ」とこうやってオープンに言えるだけの理由がある。

 

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声をかけてくれと言わんばかりでしょう?これで「ナンパ」というにはHルくんにナンパという単語の持つマイナスなイメージの責任を押し付けすぎだと思っている。君たちが隣でBBQしていたことで、私たちもさらに楽しさを得られたのは事実だ。

 

帰り際、私たちだけで撮ってた写真に乱入してきたHルくんとそのお友達。

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 失敗しているけど、それもまた。

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大学4年生の夏、遊び倒していたんだぁ。

 

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ああ、また話がそれる。話始めたら止まらないので、また改めて小出ししていこう。それでは。

 

 

四年前のGW、猿島で出会ってもうすぐ4年が経つ。

 

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おわり