ちょっと覚えておきたいそんなこと。

Twitterじゃどんどん流れるし、Instagramほど映えるものでもないし、Facebookに投稿するには些細なこと過ぎるような行き場のないちょっと面白かったことを書きます。

あひるの空を再読しながら思い出した荷物運びのこと

最近、あひるの空のアニメ放送がはじまって、あひるファンとしては見なければと思い一応見ているんだけど、やっぱり漫画には敵わない。どうしたって原作は超えられない、仕方がない。

 

私はバスケ部だったこともあるし、バスケをするし、バスケが好きだ。

だからあひるの空を読んでて被るなぁーと思うまではなくてもこんなだったなーと思いを馳せることくらいある。結構ある。

 

でもこの前ふと、思い出した部活時代のワンシーンは

金曜日の部活終わりに明日の練習試合に備えてそれぞれボールや、ボールカゴ、作戦板とか色々持ち帰らなければならなかった。まぁよくある話だと思う。

 

私の同期は4人しかいなくて、バスケをやっているにしては身長には恵まれないチームだった。その中で1番恵まれなかったのは私なわけだけど、私が持ち帰るものはいつもサイズが小さいものだったなと。

 

ボール3つかサイズは小さいけど重量のある作戦板のどちらか。

 

それで1番大きいボールカゴはいつもMキやAヤが持って帰ってくれてたような気がする。1番大きいのなんて、順番でもおかしくないはずだったのに。

 

決して仲の良い同期ではなかった(同期同士で仲良くないよねーっていうのがもはやネタ)し、気も強い同士だったし、それでも6年間同じチームだっただけあるコート内でのコンビネーションはあのチーム以上に感じられる場所は未だ無い。うん、そればかりは仕方ないと割り切っているのだけれど。だって毎日毎日毎日飽きもせず一緒にバスケしていた。大人になって毎日バスケをする場所なんて、無いよねぇ。

 

小さくない、が口癖。実際に小さくはないと思う。でもバスケ部では小さかった私は下痢ツボを押されながらもこんな些細なところで守られていたんだなぁなんて思い出してしまっている。ああ小さくてよかった。あんなでかいやつ持って、エナメル背負って自転車に跨る。無理無理。本当に、今更だけど、ありがとうね。

 

私たち、チームとして上位ではなかったけどさ、強くなり続けたよね。先輩に勝って先輩たちがダッシュしてるの見るのさ、気まずかったよね。でも負ける気しなかったよね。バスケでメダル取れなかったくせに、陸上部になりすまして出場した市内の駅伝大会メダル取れたよね。走り方知らないくせに、走り続けることだけは出来たんだよね。ユニフォームダサかったけど、自分たちの背番号があってさ、ベンチも並んで座ってて、途中からコートネームで呼び合うの照れたけど、相手が私たちのコートネームに慣れた瞬間、教室での呼び方に戻して相手を欺いたあのゲーム最高だった。それと、小さいチームならではの、とにかくスリーポイント打っちゃうスタイル、今の社会人バスケでまじで通用しない(笑)どうしてくれる。でも、気持ちよかったよね、ゴールに吸い込まれるロングシュート。今日は誰があたりか。あたりの人にボールを集める、シュートを打てば打つだけ確率も上がっていく。

 

あひるの空読んでるとさ、別に仲良くなかったはずの君達とのバスケが恋しくてたまらないよ。仲良くなかったから今、みんながバスケやってるのかすらも知らないけどさ、ふふ。いつかやろう、なんてこと言ったって実現できる気すらしないんだけど、会いたいなぁなんて悔しいけど思っちゃうよ。

 

私たちがバスケやってるときは、まだあひるの空発売したばっかりだったのにね。今もう50卷超えたよ。